日本ヘルスケア協会の組織について
(1)日本ヘルスケア協会の概要
・「ヘルスケア議員懇話会」:政策的な側面からの意見を集約する
・「ヘルスケア顧問会議」:社会的な側面からの意見を集約する
・「日本ヘルスケア学会」:学術的な側面からの意見を集約する
・「日本ヘルスケア産業協議会」:ヘルスケア産業界および各業界の意見集約や活動支援を行う
日本ヘルスケア協会は、ヘルスケア産業を通じて国民や社会に貢献する団体として、社会的 利益と経済的利益を実現する活動を行う組織です。
(2)組織の特徴
日本ヘルスケア協会は、ヘルスケア産業の各業界や企業活動が社会的利益と経済的利益を有していてもなかなか実現しない場合に、実現のための提言や建議を行うとともに、普及推進のための活動支援を行います。したがって、多くの団体や企業が参加する予定であるが、それぞれの決定事項や活動を尊重し、団体や企業の活動や事業方針を取りまとめたり、それぞれの活動を制限したりするものではありません。
(3)組織の特異性
日本ヘルスケア協会は、社会的価値観と科学的根拠および論理に基づき、現在および将来のあるべき姿を描き、政策課題の提言と建議活動、実践するための研究活動、業界および生活者への普及推進活動を行う組織です。また、政策の建議から、その実践、推進、普及啓発にいたるまで実現のプロセスを有している唯一の組織とも言えます。
その特異性は、次に示す「決定組織と執行組織の分離」に見ることができます。
(4)決定組織と執行組織の分離
日本ヘルスケア協会は、政策提言から事業研究、普及推進にいたるまで行う団体活動であるため、極めて強力な執行および事務局体制を構築する必要があります。そこで、当協会の事業推進体制は、決定組織と執行組織とを分離し、決定組織において事業方針や事業内容および予算を決定し、執行組織においてその決定に基づき実現のための諸活動を実施してゆくこととします。決定組織の責任者は、日本ヘルスケア協会の理事長および日本ヘルスケア学会の会長、日本ヘルスケア産業協議会の会長である。また、執行組織の責任者は、事務局運営を統括する事務総長がこれにあたる。
日本ヘルスケア学会について
日本ヘルスケア学会は、独立的な活動として運営し、国民や地域のヘルスケアの推進および健康寿命延伸に寄与する活動とそれを支える産業や業界の育成に寄与する研究を行います。また、その研究内容によっては、日本ヘルスケア協会および産業協議会とも連携し、社会や行政、業界に対して問題提起や提言を行います。
日本ヘルスケア学会の全体で取り組む活動の例
- 学会または学術総会の開催―ヘルスケアに関する研究や新技術、新システム等の発表
- 調査・研究事業―学会および産業協議会、顧問会議等からのテーマを調査研究する
- 学会誌の発行―当面は会報誌的な内容とするが、将来は査読付き学会誌にしてゆく
- 会員認証―会員には会員認証を発行し、掲示できるようにする
- 表彰制度―表彰規定により優れた研究や活動を称える。協会の報奨制度と連携を図る
- その他
「(パンフレット)日本ヘルスケア学会「活動の紹介と入会のご案内」は、コチラ
部会の活動について
日本ヘルスケア協会には、以下の3つ部会が置かれ、研究活動や普及推進の活動が行われている
- 日本ヘルスケア産業協議会・業界別テーマ別部会
- 日本ヘルスケア学会・ヘルスケア科学部会
- 日本ヘルスケア学会・ヘルスケア産業部会